タオルまめ知識

【パイル】

 

タオル表面のループ状になった糸の部分をパイルと呼びます。
パイルの長さや素材がタオルの「ふかふか感」や「吸水性」をきめます。

【糸番手】

 

糸の太さを表す単位です。数字が大きくなるほど糸は細くなり、価格は高価になります。
タオルでは一般に16番手、20番手、30番手、40番手の糸が使われ、細い糸を使うほど柔らかなタオルが出来ます。

【コーマ糸】

 

糸を紡ぐとき、綿花の短い繊維や不純物を取り除くために、コーミング(くし通し)の工程の経て作られた糸です。
長い繊維だけが平行に揃えられるため、ケバが少なく、艶があり、強い良質な糸です。

【超長綿】

 

一般に綿は繊維長が長いものほど、高品質・高価となります。
繊維の長さによって、
「短繊維綿」(平均21mm以下)、
「中繊維綿」(平均28mmまで)、
「長繊維綿」(平均28mm以上)のように分けられます。
長繊維綿の中でも特に
平均35mm以上の綿を『超長綿』と呼びます。

超長綿の特徴として
 ◎ 艶やかな美しい光沢
 ◎ ソフトでしなやかな肌触り
 ◎ 吸水性・通気性に優れる

特に高価な超長綿として
 海島綿、エジプト綿などがあります。

【シャーリング加工】

 

織りあがったタオルの片面のパイル上部をカットします。
これによりなめらかなビロードのような風合いをもたせた肌触りの良いタオルとなります。
また、表面が平坦になるためプリントもきれいに出来ます。

【ジャカード】

 

模様や文字を織り込んだタオルです。
@パイルを出したり無くしたりして、その凹凸で柄や文字を織り込みます。
Aパイルに複数の色糸を使い柄や文字を織り込みます。表と裏では模様の色が反転します。

【ヘム】

 

タオルの短辺のミシンで縫製してある生地の部分です。

 

 

 

 

 

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